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勘定合って銭足らずとは?

「勘定合って銭足らず」というのは、利益が出ているにもかかわらず資金が不足している状態のことを言います。

どうしてこのような状態が生じるかというと、たとえば、現金で売って、現金で仕入れた場合には利益と手元の現金は一致しますが、掛けで売って現金で仕入れた場合には、売り上げはあっても支払いがあるまでは現金が不足している状態になります。

売上も仕入も掛なら、売り上げがあっても現金は0です。このように、取引の方法によって売り上げと利益の間に差が出て、「勘定合って銭足らず」の状態が生じます。

また、税金支払い後の利益に減価償却費を加えた額が資金になりますが、この利益を超える額を設備投資に使用した場合も「勘定合って銭足らず」になります。

利益がそのまま資金になるわけではないということを考慮に入れる必要があります。

さらに、銀行からお金を借りたら期日に返済しなければなりません。その時に支払う利息は損益計算書の費用として計上します。

元本部分の返済は貸借対照表の負債の減少となりますが、元本を返済しても利益には影響しません。手元のキャッシュは減ることになるので、利益はあるのに現金が減るという状態になります。

「勘定合って銭足らず」の状態にならないためには、利益を知るための損益決算書だけでなく、手元にある現金を知るための資金繰り表が必要になります。

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