公的ベンチャーキャピタルとは?
ベンチャーキャピタルとは、ベンチャー企業に投資を行う機関のことです。そして公的ベンチャーキャピタルとは、この投資機関が政府や自治体などの公的な機関であることをいいます。
ベンチャー企業の資金調達を容易にして、企業を育成することで、イノベーションの創出、雇用の促進、新たな形態の産業の創出など様々な効果が期待できます。しかしベンチャー企業には、資金調達という大きな課題があります。金融機関から融資を受けようとしても、実績がないなどの理由で思うような融資が受けられないケースが大半であるため、公的機関が投資家となることでベンチャー企業を支援しているのです。
ベンチャー企業は、自社の株式と引き換えに融資を受けます。その会社の業績が上がれば株価も上がりますから、その差益が得られるメリットがあります。獲得した利益は公的機関と、ベンチャーキャピタルで分配されます。
しかしいくら政府や自治体が行うといっても、収益が見込めない企業には投資してくれません。民間の独立系や銀行系、証券会社系に比べて敷居が低いとはいうものの、将来性がある企業であることをしっかりとアピールする必要があります。そのために必要なのが、事業計画です。事業計画で今後の収益見通しについて、具体的な根拠を示さなければ投資先として認めてもらえません。どのような事業計画書を書けば有利なのか、事前に勉強しておきましょう。
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