借り換えとは、借金をしている金融機関などを変えることをいいます。

借金には利息がつきもので、借入額が多くなると利息の返済負担も大きくなります。このため少しでも利息の低いところから借りることが大切です。

現在借り入れをしているところよりも、低い金利で融資を行っているところを利用すると、利息の支払額が減るので、月々の返済額が低くなるというメリットがあります。

たとえば500万円の借り入れを年利12％で借りている場合、1日の利息は約1666.7円で、30日間の借り入れでは、5万円になります。

しかし年利9％の金融機関に借り換えると、一日の利息は1,250円で、30日間の借り入れでは3万7,500円。1か月で1万2,500円もお得になるのです。

借り入れの一本化とは、複数の金融機関などから借金をしている場合に、それらの借金をまとめて、1つの金融機関のみからの借り入れに変更することをいいます。

これまで複数の金融機関などに返済を行っていたのが、1社だけになりますから借金の返済計画が立てやすくなります。また、借り換えと同様に、今以上に金利が低いところに変更することで、返済負担も軽くなるというメリットがあります。

借り換えや借り入れの一本化を検討するときは、借り換え後または一本化したら、どのくらいの利益が出るかを事前にシミュレーションして、具体的な差益を把握しておくことが大切です。