流動資産担保融資保証制度とは?
流動資産担保融資保証制度とはABL保証とも呼ばれており、中小企業が売掛債権や棚卸資産といった流動資産を担保として金融機関より融資を受ける際、信用保証協会がその担保を保証する制度です。
金融機関からの融資では不動産を担保にしなければ借り入れが受けられないことが多く、担保にする不動産がないといった理由で融資を断られることも少なくありません。
そこで不動産を担保せずに、売掛債券や使用品在庫を担保にすることで融資を受けやすくする支援制度です。この制度を利用することで、売掛金が入金される前に資金調達ができるので、運転資金に困ることがなくなります。特に、支払サイトが長い会社におすすめの資金調達法です。
金融機関からの借入限度額は2億5,000万円で、このうちの80%の2億円が保証の上限となります。
ただし借入額は、売掛債権や棚卸資産と同額にはなりません。金融機関と保証協会の審査により、売掛債権は70%〜100%です。棚卸資産は原則として30%ですが、70%まで引き上げも可能です。
保証には保証期間内であれば自動的に保証を行う根保証型と、借り入れるたびに保証を申し込む個別保証型の2つのタイプがあります。保証期間は根保証型が1年間で、期間の延長や更新が可能です。個別保証型は1年以内です。
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