預託金とは?
預託金は、ゴルフ場から会員権を購入した人や法人がゴルフ場に預けるお金、賃貸借契約の際に借主が貸主に対して預け入れるお金(敷金・保証金)、新車を登録した際に車両解体にかかる費用としてあらかじめ支払っているお金のことなどを指します。
また、制度融資においては自治体が金融機関に預託金を預け、金融機関の貸し倒れリスクを低減し、起業したばかりの会社も融資を受けやすくしています。
ゴルフ会員権の場合は、10年後など約束の期間が過ぎると預託金の返還請求ができます。
ところが、経営の悪化で返還ができなくなっているゴルフ場が多くなっています。
返還してもらうにはゴルフ場側と交渉して一部を返してもらうか訴訟を起こすという方法になります。
また、以前は会員権業者に売却して、他の所得と損益通算をすることで、所得税と住民税を安くできるという節税効果がありましたが、平成26年4月1日以後は個人が所有するゴルフ会員権の譲渡損は他の所得と損益通算ができなくなっています。
使用していないコースのゴルフ会員権は、会員権業者に売るか家族や第三者に贈与できます。
なお、預託金型会員権は債権となり、目的はゴルフ場を利用することなので、資産計上は差入保証金とします。建物の賃借の際に支払う敷金も同様です。
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