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遅延損害金とは?

遅延損害金は、債務者が約定日までに返済をしなかった場合に、債権者に対して支払うお金です。

遅延損害金は、返済額に遅延損害利率をかけたものを365日で割り、それに遅延日数をかけて計算します。カードローンでお金を借りていて、遅延損害利率が年20%、その月の返済額が5万円、返済が30日遅れたなら遅延損害金は5万円×0.2÷365日×30日=821円になります。住宅ローンの場合、遅延損害利率は14%というところが多いので、その月の返済額が10万円で、20日遅れた場合の遅延損害金は、10万円×0.14÷365日×20日=767円です。

ごくわずかな金額に思えますが、遅延日数が多ければ多いほど、遅延損害金は増えていきます。また、期限の利益の喪失になると、ローンの残債に対する遅延損害金を一括して要求されることもあります。期限の利益というのは約定日まではお金を返済しなくてもいいという権利のことです。ところが、約定日に支払わないと期限の利益の喪失が生じます。

つまり、約定日にならなくても返済を迫られることがあるということです。月々の返済額に対してではなく、ローンの残債に対しても遅延損害金が発生します。ですから、残債が1,000万円あって30日間遅延していたなら、1,000万円×0.14÷365日×30日=115,068円となり、これを一括して支払うようにと言われる可能性もあるということです。

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